細胞製品の信頼性と培養プロセスの拡張性
フラスコを用いた細胞培養には多くの人手を要し、開放系での手作業を伴いますが、Quantumシステムはこのような作業の簡略化を図る自動細胞培養プラットフォームで、細胞培養プロセスの再現性および拡張性を高め、製造上の要求事項を満たすこと
ができます。
細胞培養プロセスの比較
多くの人手を要する手動プロセス | 自動化、カスタマイズ可能なプロセス |
作業者間、各培養間のバラツキ | 再現性のあるプロセス、高い拡張性 |
プロセス全体で多くの開放系操作 | 細胞播種から回収まで機能的にクローズドなシステム |
インキュベーターからフラスコを出し入れする際に温度が変化 | 連続した温度制御 |
手動のピペット操作による細胞への培地供給および廃棄物除去 | カスタマイズ可能な自動制御による細胞への培地供給および廃棄物除去 |
細胞回収時間は数時間~数日* | 20分で細胞を回収 |
多様な表面積* | 表面積2.1 m2 |
GMPグレードのクリーンルーム、フード、インキュベーター、フラスコの保存スペース | 設置面積0.3 m2 |
*フラスコの容量や数による