このプロトコールは、処理液/洗浄液を使用して、濃縮赤血球ユニットから不要な血漿と血漿タンパク質、代謝老廃物、微小凝集物および血小板を除去するものです。

• 濃縮赤血球 プロトコールは上層液除去操作後に終了し、高濃度の最終血球製剤が得られます。
• RBC の再懸濁プロトコールは攪拌/洗浄処理後に終了し、最終血球製剤が処理液/洗浄液に再懸濁した状態になります。

このプロトコールは、濃度を低下させた処理液/洗浄液を使用して、解凍した RBC 単位からグリセリンを除去するものです。

以下のプロトコールは上層液除去操作後に終了し、高濃度の最終血球製剤が得られます。

• 高濃度グリセリンによる凍結 RBC の低量単位（60～80 mL）からのグリセリン除去

このプロトコールを使用して、白血球を除去していない新鮮血 1 ユニットから白血球濃縮液を調製できます。

• 重力下での比重による血液成分の沈降速度差を利用します。
• 沈降プロセスを高速化し、顆粒球に富む分画を相対的に分離できます。この分画はその後に使用するためにトランスファーパックに送出できます。

• 重力下での比重による血液成分の沈降速度差を利用します。
• 沈降プロセスを高速化し、幼若赤血球に富む分画を相対的に分離できます。この分画はその後に使用するためにトランスファーパックに送出できます。

• 大量の骨髄液から高濃度のバフィーコートを調製します。骨髄液濃縮は、重力下での比重による血液成分の沈降速度差の原理に基づきます。
• 沈降プロセスを高速化し、バフィーコートを相対的に分離できます。このバフィーコートはその後の処理または使用に向け、トランスファーパックに送出できます。

• 出血後に回収した大量の血液を自家輸血、または工業/商業用途の原料血液向けに洗浄