テルモBCTは、Wind Riverの VxWorks プラットフォームの TCP/IP スタックに存在するサイバーセキュリティの脆弱性を認識しています。テルモBCTでは、3 つの重大な脆弱性および 8 つの重大ではない脆弱性 CVE-2019-12255~CVE-2019-12265)の影響を受ける VxWorks RTOS バージョンを使用している製品を評価しました。VxWorks を使用するテルモBCT製品で、これらの脆弱性に起因する重大なリスクは特定されませんでした。装置のアーキテクチャと設計により、連続しないアラームまたは再起動(いずれも患者とドナーの安全性を維持)のいずれかを使用することで、装置が安全な状態になります。それでも、テルモBCTは、これらの製品にすでに予定されているリリースの一環として、この脆弱性に対処するためのパッチを提供します。テルモBCTは、社内のインターネット接続デバイスだけでなく、その他のサイバーセキュリティの脆弱性について広範な業種を積極的に監視しています。テルモBCTは、世界の医療エコシステムのすべての人に対して、業界標準のネットワークセキュリティ管理のベストプラクティスを実施し、各自の環境を監視することを引き続き推奨します。 ご質問や追加情報につきましては、各地域のテルモBCTの担当者にお問い合わせください。